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筆者はこういう人です
2021年春頃に気楽に転職活動をしてみようと行動し、実際に転職エージェントに登録してみました。
スタートから2~3週間ほどの期間で面接を数回受け、結果として面接1社目で年収が40~100万程度UPする待遇の会社に希望職種で内定をいただくことができました。
働きながらでも無理なく活動した中で得たことを、お伝えできればと思います。
転職エージェントを利用するメリット
基本的なことで言えば、以下のようなことが考えらます。
●応募企業との直接のやり取りをしなくて良いため、手間が省ける。代わりにしてくれるので交渉もしやすい。
●選考を辞退したい時にでもストレスなく伝えやすい。
●エージェントの担当者が応募書類の添削や面接の振り返りの手伝いをしてくれるので、修正・改善がしやすい。
●また、自分一人で考えるより客観的にコメントをしてくれるので反省もしやすい。
●ハローワーク等であてもなく求人を探すよりは、おすすめの求人も紹介してもらえて時間が節約できる。
転職エージェントを利用する上でのデメリット
デメリットについても、以下のような点が挙げられるでしょう。
●内定を得た後は辞退しようとしても考え直すよう説得されることがある。
●担当者が経歴書の内容などについて勝手な解釈をして、誤った内容で応募先企業に伝えてしまう可能性もある。(違うところは違うよとはっきり伝える必要がある。)
●そもそも、サービスの利用を事実上断られることがある。
すごい経歴が無いと利用できない?
率直に言うと、ほぼ関係ないと言っていいです。
何故かといえば、私自身が普通の中小企業で平社員としてしか働いたことがない人間だからです。
たいした経歴もないですが、大手のエージェントサービスに本登録することができ、担当もつきました。
確かに、例えば誰もが知る大手企業に数年勤めたような人の方がウケはいいでしょう。
だからと言って、登録をあきらめてしまうのはもったいない話です。
転職エージェント登録時注意すべき事柄
初回の面談は通常の採用面接で言う内容で受け答えするべし
エージェントの利用にあたっては、最初に面談があります。
ここを乗り越えてからでないと、正式なサービスの利用は叶いません。
電話などでの面談が行われますが、これまでの経歴の確認と、以前の転職理由を必ず聞かれます。
経歴の説明や転職理由について、思うままに回答してしまうと利用を断られてしまう可能性が高くなります。
例えば・・・
「給料が思っていた額じゃなかった!」
「パワハラが横行していて改善もされなかった・・・。」
というようなことですね。
実際に私は『本音だけで質問に回答した』のと『面接用の受け答えをした』という両方のパターンで試してみましたが、本音を思うままに言ったエージェントサービスは受けることができず、採用面接用の内容で謙虚に話をしたところでは利用することが可能となりました。
ちなみにサービスが利用できなかった時には、「紹介できる求人が今減っている・ない」というような回答をされたので、似たような話をされた場合はお断りされたんだなと考えた方がいいとは思います。
おそらく企業に紹介する人材の質が一定の水準以下ではエージェント側としても不利益しかない(価値のない商品・粗悪品を売りつけることと同じ)と言えるからで、この面談はふるい落としでもあるわけですね。
つまりこの場面で必要なのは、本番の採用面接を想定した話をすることです。
良い担当がつくか否かは運
我々応募者(利用者)に一人ずつ担当がつくというのが大半のパターンにはなりますが、良い人がつくか微妙な人がつくかは運でしかありません。
頻繁に連絡をくれて状況を確認し、利用者が「本当に納得いく転職ができるかどうか」という目線を持って接してくれるような担当であれば、アタリの方だと思われます。
逆に、例えばほとんど連絡もくれず、結局初回の面談で話をしただけだったという場合は、ハズレかもしれませんね。
会社にもよるとは思われますが、担当の変更を願い出ることも可能です。現在の転職活動の状況や担当者の変更に関することをメールで尋ねられることがあるので、あまりにも合わないなと思ったらそのメールへの返信できいてみるのも良さそうですね。