アートスパーク22年12月期本決算②

昨日の続きです。

21年12月期の業績は通期で以下の通りになりました。まずは、20年との比較です。

売上高:前期比+8.1%

営業利益:前期比+78.3%

経常利益:前期比+89.8%

純利益:前期約4.5億のマイナス→約12.2億へプラス転換

次に、前回決算時の通期業績予想との比較です。2021年12月期におけるそれぞれの数字としては、売上高68.9億、営業利益13.78億、経常利益14.19億、当期純利益12.22億円であり、前回決算の予想額比で経常利益のみが微増となり、売上高及び営業利益、当期純利益が微減となったようでした。

※昨年3Qでの業績予想としては売上高70億、営業利益13.77億、経常利益13.45億、当期純利益13.28億円とされておりました。

また、中期経営計画に対する達成率に関しましては、グループ全体としての売上高は僅かに未達で98.7%だったものの、営業利益では128.9%となったこともわかっております。

最後に、2022年12月期予想とその前年比増減率です。

売上高:77億(+12.1%)

営業利益:19.4億(+40.9%)

経常利益:18.9億(+33.4%)

純利益:13.5億(+10.6%)

以上のように予測されている模様です。

経常利益と営業利益に関して、従来と比べてやや強気な数字を出してきている感じはしています。第2四半期までの予想の数字は決して良くないのですが、下半期で利益回収できる自信があるわけでしょうか。中期経営計画における22年12月期は営業利益18.8億円となっていますが既に上回る見込みがあるというのはプラス材料とは感じます。(売上高についてはまたしても達成されない予想がされているみたいですね。)

UI/UX事業が2022年後半で持ち直すというだけの何かしらの根拠があることと、各グループにおいて積極的に研究開発を推進する強い意志の表れなんでしょうかね。

(余談)ダウ、ナスダック大幅下落が起きたため週明けは保有株式全面安となる可能性大かなと思います。アートスパークも600円あたりで冷え切ってるかもしれませんね…。

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