新年となり、私の保有株はどれもこれも大きな打撃を受けました。私の体感としては毎年大発会を迎える度にしばらくは市場の雰囲気は悪く、今回も個人的にはそうなったなぁという感想を抱いています。(一種のアノマリーみたく)
今日は、ど素人の弱小投資家が、金融•経済知識に乏しいなりにも昨年後半から現在までの立ち回りで何が失敗だったのか、誤りだったのかを再度考えておきたいと思います。
昨年末もそうでしたが年越し後の中•小型グロース株の売りが激しく、この数日間でマザーズ指数の続落がなかなか止まりません。
こうした厳しい局面を迎えてしまった原因を後付けでもなんでも考えるとすれば、以下のようなところでしょうか。
⚫︎米国の量的緩和の縮小前倒し/金利上昇の影響
⚫︎オミクロン株の感染拡大懸念
⚫︎現岸田政権においては株式投資に対する見方が冷ややかで、なおかつ新たに発進した内閣ということで政策不安も大きい(総理の言動に一貫性が無く、撤回に撤回を繰り返すこともある)
⚫︎ナスダック指数との連動
これらの点から、国内外の投資家•機関が日本の株式市場にて特にグロース株投資より撤退している=バリュー株の少ないマザーズが最もあおりを食らうという状況に追い込まれているのか?などと考えてみています。
こういう相場でも逆張り路線で買い向かう投資家も一定数いるでしょうが、懸念材料が強く働いているのもあってか、一旦底を打つように見えてもまたすぐに下落に転じていると感じています。
今回のことで痛感した点ですが、より大きい利益を求めてしまったために一部だけでも良いから利確をしておかなかったことが、やはり悔やまれるところではありました。
また、主力株の買い増しするタイミングとして適当では無かったことや、中途半端にリスク回避の為に底値圏で買えていた株を手放してしまうなど余計な動きが多かったことも間違いなく反省しなければならない事柄だったろうと今思います。
今後は保有株の買い増しについてはギリギリまで我慢して考える必要がありますし、またある程度の含み益が出たら手仕舞いしておく方針を(少なくとも)数年間は導入しなければならないですね。
どうにか現時点では、主力株の方で取得単価を割り込んではいないというのがせめてもの救いでしょうか…。
フルポジに近い状態では動こうにも動けないし、じっと待つより他無いだろうなというのが思うところではあります。
ただ、いずれにしても長期で持つ姿勢は以前より変わらないので、今はただ失敗を失敗として認め、改善すべき点はしっかり変えていくことに注力するしかないと判断しています。