この1年について振り返りをしてまいりたいと思います。
2022年は戦争開始などあり、物価高騰もしくは円安といった、いくつも市場を混乱させるような事柄に見舞われました。
日経平均は年初に比べて3000円ほど下がった水準で本年の取引を終えた形ですが、実際に確定した利益額よりも大きく得られたものはあったのではないかと考えています。
まずは、最も反省すべき点を挙げていきます。
⚫︎第一の反省点:しっかり中長期的観点で分析した銘柄に対する損切りが早過ぎたこと
最大の反省をするべきなのはテセックの投資。
手仕舞いするだけの理由はあるにはあったわけですが、安い水準で買えてるんだからまだまだ待っていて良かったんですよね。
長い目で見たときに保有理由の根本的な部分が崩れなければむしろ買い増しして待ちの姿勢を継続することが結果として正解だったのではないか、とは感じました。
損切りは一般的には早くするべきといわれるものですが、この時はそれには当て嵌まらない状況だったといえそうです。
ファーマフーズも売却したタイミングとして、非常にお粗末だったと認識しています。
手仕舞いのタイミングに関しては、以下においても自身で深く感じるところがあります。
⚫︎第二の反省点:利確のタイミングが遅い
セルシスにしてもインパクトHDにしても、手仕舞いするにふさわしい場面で手放すことができていなかったことは悔やまれる点でした。
まだ早い、まだ早い・・・と考えた結果中途半端な利益で手仕舞いすることになったりはしているので、効率的な投資ができているかと言われればそんなことはないなと自分で苦笑いせざるを得ませんね。
一方で、今年良かった点を挙げるならば、今年後半以降にあった「中期的な投資先の選定と利確目標の明確化」ができたことだと思います。それはミズホメディーの投資でした。
投資開始時点で100株で10万円以上の利益確定を目標としていたのですが、今年そうした目標設定を最初にしていて、なおかつその数字の達成ができた唯一の銘柄となりました。(他の銘柄においては最初の目標設定を下回った数字でしか売ることができていない)
冬に向けてインフルエンザやコロナの流行は予想されるためより一層の当社利益に繋がることに加え、年末に高い配当金がもらえるということで買いが集まるため、天井になるとしたらその期間だと捉え直前で売却するプランが的中できました。
インパクトHDも微妙なタイミングで利確したのでまぁ安全に利益を確保することも経験の少ない一介の投資家にとっては必要なことでしょう。
まずは来年、上半期で運用した投資先できっちりと出ている利益を確定させておけるようにしたいと思います。