筆者はこういう人です
大学時代の就職活動では採用面接にマシンガンのように挑み続けるも連敗に次ぐ連敗。
100を超える会社に応募するも希望するような会社には全く内定を得られませんでした。
最終的にはヤケで適当に受けた会社に内定を貰うものの、待っていたのは地獄でした。
そんなこんなで、私のような犠牲者(?)が増えないように、当時の自分に対してメッセージを残すつもりで今回の記事を書いています。
『なんでもいいから内定欲しい』の怖さ
「とにかく何でもイイから内定もらえた企業に入ればいい」と思って、簡単で適当な面接を一回受けただけで入れてしまうような会社に決めてしまうと、本当に悲惨です。
そういう会社は、労働環境最悪なことがほぼ確実だからです。
理不尽なパワハラ、虚偽の労働条件、なんでもありです。完全なるブラックです。筆者体験済みです(笑)
ハローワークでの求人はこういう企業が割とあります。
で、入社してみてようやく分かるのがそういう職場の異常さ•異質さなんです。
『まずは3年我慢して働いて、転職したらいいや!』
…と思う人もいるかもしれません。
というか、自分がそう考えていました。
しかし…
そういう会社は、とても3年続けられるような場所ではありません。下手したら1週間未満でドロップアウトです。
つまり、入社ハードルの低い会社を安易に選ぶと短期離職は避けられないのです。
辞めた理由を考えるのも一苦労
その短期離職の理由を誰もが納得いくものにするのは、かなり難易度高めです。
いくら辞めた会社が劣悪なブラック企業であろうとも、今の日本社会では短期離職は大きなマイナスに捉えられます。
辞めた理由を問われた時、その理由がいくらブラックな職場にあるのが事実であるとしても、決して自分には非がないという言い方をしてはなりません。
「この志望者は当社に入社したとしても不都合を会社のせいにするタイプなんだろうな」と思われるのがオチです。
よって、自分の悪かったところを素直に受け止め、今後はどうする気持ちがあるかを前向きに説明しなければなりません。
ただし、これは思ったより骨の折れる作業です…。
結論:既卒で職歴なしの方がずっとチャンスある
焦って人生の大事なターニングポイントになる選択をしてしまうとろくなことにはなりません。
一般的に言われる『良い会社』に入ることが全てではないのですが、やはり全く希望もしていないような低レベルな会社で妥協してしまうのは最も愚かな行為の一つとも言えるでしょう。
短期間で仕事を辞めてしまうというのは、これ以上ないほどマイナスになります。
それなら、学生の内に内定を貰えないまま卒業してしまう方がずっと良いです。
当たり前の話ですが、就職•内定はゴールではありません。
これから長い人生をかけて仕事をしていかねばならないわけであり、入った会社で成果が出せるかどうか、出世競争に勝ち残れるか…等の様々な試練があることでしょう。
他にも何かしらの環境が悪かったり、上司がキチ◯イだったり、選んだ仕事に適性がないというようなことで簡単に壁にぶち当たるかもしれないですよね。
それなら多少長い時間をかけてでも1社目の質には拘った方が良いのです。
それを身をもって私は体感してきました。
いずれ後悔することにならないよう、慎重に決断していくべきだと言えるでしょう。